住宅ローンお役立ち情報

なぜ住宅ローン金利が下がる?理由・要因・環境について

「住宅ローン金利競争加熱
  10年固定 最低更新1%前後
  金融庁 採算割れリスク調査
   2015年2月3日 日経新聞 2面」



長期金利の低下を受けて、金融機関の住宅ローン金利が下がっています。

2月の10年固定型の金利は、三菱UFJ、三井住友、みずほの3メガバンクが
先月から0.05%下げた1.1%としました。


金融庁は、金融機関同士の競争が加熱しすぎ、採算割れとなる可能性がある
とみて各行のリスク管理体制の緊急調査を始めたそうです。

金融機関は、なぜそこまで金利を下げるのか?

いくつかの理由が考えられます。


銀行窓口.jpg


1.有力な貸出先の減少


 バブル以降の日本経済は周知の通り厳しい状況が続いています。

 金融機関は集めたお金を企業などに融資し、その返済時の利息で生業を
 立てています。

 いくらお金を貸したのか、貸出実績がいわゆる売上高、その金融機関の評価
 にもなります。

 しかし、お金を貸したくても借りてくれる人がいなければ仕事になりません。

 そんな中、住宅ローンを借りてくれるお客様は最高の貸出先となります。

 成績(貸出実績)を上げるためには、「人件費なども勘案するとほとんど
 儲からない状態」であっても、喉から手が出るほど住宅ローンを貸したい
 というわけです。


2.住宅市場の縮小にともなう焦り

 消費税増税後、住宅着工数は低迷し、個人の持ち家取得も減ってきました。

 この先、景気が回復したとしても、個人の収入が大きく上向くのには
 時間がかかる可能性も高いです。

 そこに金利が上昇すると、住宅ローンを借りて家を建てよう、という人にも
 プレッシャーが掛かりますし、貸出をする側にとっても審査が難しくなるなど
 ハードルが上がります。

 今のうちに顧客を獲得しておかないと、と各金融機関の競争が過熱するのも
 うなずけます。 


3.長期固定金利型ローン、フラット35の金利低下

 各金融機関は競争して金利を下げていますが、競争相手はそれだけでは
 ありません。

 長期固定金利のフラット35は2月に過去最低を更新し、20年超(9割以下融資)
 の金利が1.37%となりました。

 変動するリスクがあるローンより、ずっと変わらない固定金利の方が
 低金利時は有利になります。

 全く同じ金利であれば、ほとんどの人が固定金利型を選択するでしょう。

 フラット35の金利が下がってくると、それよりもメリットの感じられる
 金利でなければ変動金利、10年固定金利等の商品は売れません。

 天井が下がってきているので泣く泣く金利優遇幅を広げている、とも言える
 でしょう。

 それではなぜフラット35と競争するのか。

 簡単に言うと、フラット35は住宅金融支援機構というところが作っている
 ローンを仕入れて、そこに手数料をのせて販売して利益を得る、という形
 になっています。

 銀行のお金を貸すわけではないので、成績(貸出実績)にはならないのです。

 前述のとおり、なんとしても成績を挙げなければならない金融機関からすると、
 どちらが利益が出るか、というよりもどちらを勧めなければならないか、
 大人の事情として察してあげましょう。





ともあれ、家を買おうと考えている人(正確に言うと、今ローンを実行する人)
にとっては「追い風」となるありがたい傾向です。

ただし、何度も言いますが金融機関は住宅ローンを貸したくて仕方ない状況のため、
返済しきれない金額のローンも審査が通ってしまう可能性があります。

その先は借り入れる人の自己責任でしょうか。

「追い風」に煽られすぎて大ケガしないように注意したいですね。




     
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2015年02月04日:Category ニュース

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